2010年3月27日土曜日

百子の花日記 44(番外編)



3月26日 庭で採った桜、椿二種、枇杷の葉を、いつものY寿司に届けました。代わりに貰ったすし飯を材料に、夕食に“握りずし”を食べるつもりだったのですが、Yoshiが寿司種を買わずに帰ったので、急遽じゃこ天、お揚げ、干し椎茸を甘く炊いたものと、生姜の甘酢漬けに錦糸卵と庭の山椒の葉で“ちらし寿司”を作りました。三つ葉と豆腐の味噌汁も合わせて作って、所要時間1時間。食べるのはあっという間でした。「美味しかった!」

1週間程前に頂いた蜜柑。赤ちゃんの顔程もある、甘くて美味しい熊本産の“デコポン”でした。八代のYさんが送って下さったものです。

2010年3月26日金曜日

百子の花日記 43


3月25日 実輪が満3ヶ月。送って貰った動画で、人形を相手に話しているのを見て、笑ってしまいました。赤ちゃん語がわかったら面白いだろうね。実輪の記念樹は、“大おがたま”にしました。苞(ほう)がとても白く、良い香りのする大きな木になります。

2010年3月24日水曜日

百子の花日記 42
パワーをもらった素敵な人達



久し振りに落ち込んで息子に愚痴を聞いてもらいました。

3月20日 仕事で東京から福岡に来たついでにと、当店に立ち寄ってくれた古いお客さんで友人のUさん。このたび自力で東京に家を建てたとの事。そのUさんの話では、銀行からお金が借りられるのは43歳までなのだそうです。借り入れに年齢制限があるなんて、はじめて知りました。

3月21日 仕事で福岡に半年滞在し、私達の一番新しい年若の友人K君。帰阪前、律儀に挨拶に見え、つかの間の別れを惜しみました。結婚前のガールフレンドがいるとの話も。どうぞお幸せに! 
夕方来店のKさん。暮らしにこだわって、ますます人間に磨きがかかり、渋みもプラスされ味が出て来ました。奥さんのUさんのお陰でしょうか。 私にはいつもわからない外車に乗っているFさん。閉店前の時間に、お隣に長い黒髪が美しい奥様を乗せて、店の前を通りかかりました。暗いのでわからずにいると、「写真屋のFですよ!」。
20年以上もDMの写真を撮って頂いているのに、奥様にお目に掛かるのは初めてでした。吹きガラスの催事をやった20年程前、そのFさんにショッキングピンクのチューリップの花束を頂いた事があります。コバルトブルーのガラスの深鉢に入れて見ますと、両方が引き立てあって美しく、まるで一幅の絵を見ているようでした。今度の村松さんの会にも、淡い優しいピンクのチューリップを入れました。

3月22日 今日、私は電車通勤です。とんとんと肩を叩く人がいるので、振り向くとイヤホンを付けた若者が手を差し伸べ、席を譲って下さるらしいのです。一駅だったので、「次で降りますから、ありがとう。」とお礼を言って、別のご夫妻に席を譲りました。さわやかでスマートな若者でした。好きだなー。 パーティーの時にはいつもお世話になるIさん。低い流し台の為、仕事がしにくい狭い台所を使って、いつも美味しい料理を作って下さいます。最近、学生15人くらいのパーティーで、パスタ2種をはじめ色々作ったのだそうです。料理が好きで、人が好きでないと、出来ない事です。いつも当てにしてしまいます。ここ数日、こんな素敵な人達に会いました。

2010年3月22日月曜日

“全国陶磁器フェスタ”へ




今日22日が最終日の、“全国陶磁器フェスティバル”に行って来ました。昨年もこのブログに書きました様に、当店と30年以上も取引のある川連(かわつら)の塗師屋Sさんが、この催事に出店している為です。会場は博多港近くのマリンメッセで、港には沖縄行きの大型船や近隣の島と博多を結ぶ小型船などが停泊しています。波止場近くの公園には、久留米出身の彫刻家・豊福知徳氏の彫刻も設置されており、三連休の最終日とあって家族づれで賑わっていました。さて会場のマリンメッセも訪れた人達で大賑わいですが、話を聞くと「人は多いけれど、物は売れていない」のだとか。Sさん達も年に3回のこれら大型催事出店と、デパートでの工房展も含め6回位の出張販売を行っているのだそうです。いわば売り方に工夫を凝らして、この不況を乗り切っていこうと云う事なのでしょうが、同時に「何をどう作っていくのか」と云う最も難しい問題に産地全体で取り組んでいかない限り、これからの漆器産地の未来は明るくないと思いました。立ち話でしたが2時間程Sさん親子とそんな話をし、また“学校給食用の漆器制作の話”など面白い話もたっぷり聞けました。そう遠くないうちに“川連漆器展”を開催して、Sさんの話を皆さん方に聞いて欲しいと強く思いました。

2010年3月21日日曜日

村松 学 吹きガラス展 始まる






昨3月20日、2回目になる村松学さんの吹きガラス展が始まりました。現在はガラス炉に火が入っているため御本人は来ていませんが、昨年の国展で“新人賞”を受賞した近作の大皿類を柱にした、約70種・300点程の食器中心の会です。3年前の第1回展の時には、十数種類もあったコップが整理されて半分以下になり、またそれとは逆に使ってみたくなる小鉢や中皿等は新作が増えています。技術の確かさは変わらずに仕事の間口は拡げている、そんな印象の残るさわやかで美しい会になりました。

2010年3月10日水曜日

百子の花日記 41


1989年、今泉の店での第1回柴田雅章展の折の事。料理人のSさんが会場に生けた色々な椿を、催事が終わって“挿し芽”にしました。その内の一つが2m位に育ち、この2・3年一つぼみ二つぼみと花をつけ始めました。柔らかなピンクの八重の花びらの内からのぞく、黄色の花粉をつけたおしべが冠の様にも見え、あでやかで大輪。椿の女王のようです。

2010年3月9日火曜日

百子の花日記 40 (番外編)


3月8日 きんとんより一歩進歩。我が家で、月に一回やっているお茶のお稽古用のお菓子を町へ買いに出るのが面倒な時、私が作る手作りの簡単な和菓子の登場です。

栗きんとん、栗の渋皮煮、柿羊羹、紫芋きんとん、白玉きなこ等。

今日はちょっと頑張って、スイートポテトに挑戦しました。美味しい紅茶を入れて頂きました。
芋、砂糖、バター、卵黄、はちみつ。