６月３０日。到着以来、丸４日降り続いた雨がようやく上がり、今日は素晴らしい上天気です。土曜の今日は以前にもお伝えしたように、近くの駐車場で十張り程のテントにパンや乳製品、肉に野菜、チーズに蜂蜜、珈琲そして(シーズンなのでしょうか)生牡蠣まで並べたファーマーズマーケット(産直市)が開かれます。朝起きると、早速皆で出掛けました。野菜、果物などを買った後、近所のスポーツフィールドにバジルの運動を兼ねて散歩に出掛けました。ここも娘の住まいからは目と鼻の先、サッカー場やテニスコートなどが何面もあって、広く気持ちのよい場所です。実輪とバジルは、長雨の後に出来た大きな水溜りの中で水を跳ね散らし、走り回ってご機嫌です。さて、この施設の照明灯の支柱が、日本では珍しい木製の丸柱です。そういえば、近所の電信柱も皆、木の丸太です。むかし浜田庄司が沖縄の竹富島を訪れた際、島内の電信柱に木の柱が使われているのを見て、「かつて、自分は電信柱にこんなに好意を持った事はない。」という愉快な言葉を残しているのを思い出しました。敷地の一部に、日本の椿(のりこぼし)に似た花が咲いていました。
夕方、近所の George.St に住み、仕事で公共建築の設計を手がけていると云う建築家のフィル(多分６０代)に招かれて、新築中のオーディオルームとワインセラーを見せてもらい、S.I.C.のユニット(私の知らないメーカーでノルウェイ製)５本(高域１、中域２、低域２)と自作のネットワークを高密度のMDFボードに入れたスピーカーシステム、ちなみにアンプはCopland(たしかデンマーク製)でマルチディスクプレーヤーはapa(アメリカ製)、数曲の音楽を美味しいワイン付き(ニュージーランドとフランス産)で楽しみました。
７月１日。今日はあまねや工藝店の３３回目の誕生日です。奇しくも昼と夕方の２回、誕生祝いのパーティーに誘われて出掛けました。昼間は娘の友人タエコさんと彼女の娘リサのお祝いで、バイロンベイの浜辺に行きました。夫々が用意して来た食べ物(牛肉やソーセージ、おむすび等)を、浜辺のバーベキューのコンロ(公共の)で焼きながら食べるのです。シャンパンで乾杯の後、メンバーの一人ミチルさんが焼いたイチゴをのせたチョコレートケーキで祝いました。午後３時過ぎまで浜辺で過ごした後、バンガローのご近所George St.に住むドナの誕生祝いで、ストリートパーティーです。旧知のドムやフィルもいます。大人１０人ほどに加えて、子供も７、８人。やはりシャンパンで祝った後、こちらは甘みが抑えめのチョコレートケーキとドムの細君ジョージアが作ったヌガーでの御祝いでした。あっという間に過ぎた一日でした
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