2012年7月8日日曜日

2012年初冬のバンガローにて 3

 
 
7月3日。今日、沙夜と実輪はリサの牧場へ行き3時頃まで留守。娘はヨガの練習でバイロンベイに出掛けて、同じく留守。私とバジルは留守番です。暖かな日だまりに椅子を持ち出して、持参した文庫本を読んでいると、ひどく贅沢な気分になります。読書が一段落した後、11時頃から家の前のショーグランドにバジルと出掛け、ボール投げをして遊びました。遠くにボールを投げ、こちらに持って来た処で声を掛けて(訓練も兼ねているので)、もっと近くに持ってくるよう言いますが、(“ Closer、Basil ! Drop it ! ”発音が悪いのか声の高さが違うからなのか)いずれにしても、一時の客と言うこちらの正体を見破られている様でなかなかうまく行きません。


7月4日。今日は、53年前に手術しここ2年程の間に変形が進んだ右足首の診察をしてもらう為に、娘の運転でバンガローから200Km ほど離れたブリスベンの病院まで出掛けました。これは、今回の旅行の主な目的の一つです。出掛けた先のPrivate Hospital という形は、日本ではあまり見られない形(実態とは少し違うかもしれませんが)、個人の開業医が集まり手術に必要な設備や看護師あるいは事務職員を共同で雇う、そんな形に見えました。ドクターのオフィスには、それぞれ受付の女性(複数)がいて予約の患者をさばくだけなのです。私を診てくれた Dr.J はハンガリー出身の指揮者 G.ショルティに似た大男で、話を聞き患部のレントゲン写真等を見て、三つの治療法およびそれぞれの治療法のメリット、デメリットを具体的に話してくれました。どれを選ぶかについては、患者の決断次第でどのようなオプションも可能なようです。往復4時間の小旅行でした。

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