2012年10月31日水曜日

百子の花日記 179

9・10月の庭の花と虫。

カボチャの花

マンゴーの新芽
黒揚羽?
シオン
鈴虫
白萩と菊イモ
栗の伐採
白彼岸花
カマキリの産卵
茗荷の花の群落



2012年10月30日火曜日

「工藝の愉しみ・秋 八女展」が始まります

11月3日から17日までの日程で、八女の朝日屋酒店において「工藝の愉しみ・秋展」が始まります。3・4日と10・11日は、八女市街全体で行なわれる「白壁ギャラリー」にも参加しています。特に、10・11日は福岡「子どもの本や」の出張販売も行なわれる為、店主の井上良子さんも在店予定です。

さて、「秋展」準備の為28日夕方から夜に掛けて搬出・搬入作業をいたしました。井上さん夫婦と朝日屋酒店の高橋さんに手伝って貰い、無事終了。八女到着は午後11時を過ぎていました。翌29日、ほぼ一日掛けて「物ならべ」をいたしました。多量の布類を上手く納めるのにひどく手間取りました。「あまねや工藝店」に並んでいた時とは、また違う見え方を作る事が出来ました。どうぞお出掛け下さい。

入口右側の布類が並ぶコーナー
あれこれの土鍋類が並びます
入口を入って右側のコーナー
正面
入口左側にオンギが並びます

 バンダチの上はニジェール・エチオピアの銀のアクセサリー
店の左奥にカサイクロスやインドネシアの絣類
棚の一番上が草ビロード
下にはインド更紗で作った洋服類
高橋さんの次女・法子(のりこ)さんのおすすめは‥?
これです。
メキシコの皮テーブルの上はビルマの朱の大盆


2012年10月13日土曜日

「工藝の愉しみ・秋 展」いよいよ

今日13日から、三年振りになる「工藝の愉しみ・秋展」が始まります。今回、初めて選品を長男と「朝日屋酒店」の高橋康太郎さんに任せたので、送られて来るまでどんな物がどの位の量で来るのかわからず、不安でした。実際に送られて来た物を並べてみると、少し量が足りず横浜のOさんと相談の上、送り増しして貰った物を混ぜて並べてみました。並べてみると、小振りながら良い催事になりそうな予感がするものになりました。

のぞきの品あれこれ
階段下
二階を上がってすぐ、ドゴンの扉が!
正面左の窓側
正面
正面右側
追加したカサイクロス!
同じく
もう一枚のカサイクロス!!

2012年10月9日火曜日

電化製品の正しい選び方

ここ数年、自宅と店とを問わず、使っている電化製品が次々に壊れて使えなくなっています。店で使っていたレジスター、ファックス、オーディオ用のアンプ、CDプレイヤー、電気掃除機、パソコン用プリンター、そして分野は違いますが風呂用ガス釜、洗浄機能付き便座などなど。なにより悔しいのは、好きで買って10年ほど使い、簡単な箇所の故障で、それらが使えなくなる事です。廃番になって8年の補修部品保有期間を過ぎると、それがどんなに簡単な箇所でも修理の受付を断られるのです。以前使っていたSanyoのラジオカセットが、電源用差し込み口の不具合で修理が必要になった時、相談窓口で相手をしてくれた担当の女性に無理を言って(保有期間8年経過を理由に、最初は断られました。でも考えてみれば、電源用の差し込み口などというものは、ある特定の機種にだけしか使わないものでもなんでもなく、色々な機種に広く使われているものの筈です。)今回限りという条件で、受け付けてもらえた事もあります。身の回りにあるもので長く使っている道具と云えば、20インチのタイヤを持つ折りたたみ式のRaleighの自転車で40年、同じくH印の小さなミキサーもほぼ40年、次が調理用のホットプレートの30年、壊れたファックスが22年というところでしょうか。オーディオ製品はさすがに長い寿命(というより、そのつど修理の受付をしてくれるもの多し)のものが多く、30年以上のものはざらです。

さて、自宅用の電気掃除機が壊れて長い時間が経ち、冬支度を急ぐ家人に、どうしても今日(!)紙パック式でない掃除機が必要である、と告げられ家電量販店へ探しに行きました。家人の付けた条件と予算で買えるものは半ば決まった様なもので、選択の余地はほとんどありません。売り場に行ってみると、そのほとんどが必然性のない意匠・形のものか、あるいは外国製のDという頭文字の会社が開発した掃除機(このオリジナルDの掃除機を私は嫌いなのです)に限りなく近い、しかしまったく同じではない意匠にしなければならず、結果として無惨に醜いもの、のどちらかしかありません。結局それらのうち、比較的ひどくない意匠(選び方その1)大特価(その2)9980円の、Dまがいのもの(その3)を購入しました。以前書いたブログの中でも、家電や自動車を含む日本の工業製品の(意匠面の)節操のなさに触れた事がありますが、今日改めてそれを確認する事になりました。ヤレヤレ!

2012年10月7日日曜日

舞台裏

今回の「工藝の愉しみ・秋展」のDMの準備は、八女での催事前に荷物の手配から撮影、そして原稿書きから入稿まで、慌ただしい時間の中で進められました。
いつも御世話になっている「スタジオ フィデル」の藤田さんが、私の持ち込んだ品物をどの様に撮影していられるかを、皆さん方にご紹介しようと思い、はた迷惑(藤田さんの)も顧みず撮影しました。困ったのはスタジオの撮影用フラッシュが、私のカメラに付いている内蔵フラッシュに反応して光ってしまう事でした。出来上がった美しいDMからは想像出来にくい、現場のスタジオ風景でした。

スタジオにある色々な小道具を使い、手早く品物をセット
ためつすがめつ
更紗のしわをアイロンで伸ばすNさん
DM不採用になったもう一つの画像

2012年10月6日土曜日

工藝の愉しみ・秋展のお知らせ


いつもの年であれば、八女で9月に行なう催事が10月は福岡に巡回するのですが、今年はいくつかの事情が重なって、それが出来ません。その代わり、3年振りになる「工藝の愉しみ・秋展」を企画しました。今回の目玉は、アフリカ・コンゴのカサイクロスと呼ばれるラフィア椰子の糸で織った生地に一種のアップリケを施した儀式用の布と、20世紀の初頭にパリで活躍した大画家達の一人、H・マティスのコレクションの一つとして有名な草ビロードです。その他、インドやアジアの布。そして、キムチの瓶や塩辛壷等に代表されるオンギと呼ばれる鉄釉が掛けられた韓国の焼物など、見応えのある楽しいものをそろえました。どうぞお出掛け下さい。

カサイクロス
草ビロード
オンギ2種