2016年11月26日土曜日

第2回「松形恭知作陶展」本日初日


本26日から12月4日まで、当店に於いて2回目になる「松形恭知作陶展」福岡展を開催いたします。私が留守中の今月18日、高橋康太郎さんが運び入れて下さった大き目の10箱以上の段ボール箱を開梱したのが昨日。昨日と今日一日掛けて、何とか「もの並べ」を終えました。並べてみると、すごい量です。松形さんの力の入れ具合が「全力投球」の証拠でしょう。ご期待下さい。そして、どうぞご覧下さい。松形さん在廊日は初日の26日と27日の午後1時頃迄です。明日は楽しいオープニングパーティーです。一品持ち寄りで、どなたでもご参加いただけます。松形さんの人となりを知って頂く良いチャンス、そして東京で行われた「国画会受賞者記念展」に於けるギャラリートークも再現して下さる予定です。お楽しみに。

2階正面
2階左手
2階右奥
道路側から見た中庭側
今展一の大物
2階踊り場に掛かる尺鉢2種
黒釉尺鉢
一階のぞき

2016年11月23日水曜日

第2回「松形恭知作陶展」福岡展のお知らせ



今週の土曜日26日から来月12月4日日曜日までの9日間、当店では2回目になる宮崎 国富町• 三名窯 松形恭知さんの作陶展を八女に引き続いて開催致します。大きな作品を始めとして、黒釉や点打また流し釉の諸作品に加えて、ポット • 蓋もの等に新しい試みも見られて、意欲的な作陶展になっています。初日の26日夕刻からは、作者を囲んで一品持ち寄りのオープニングパーティーも開催。お出掛けをお待ちしております。以下、案内状と案内状の文章原稿です。


宮崎県国富町三名在、松形恭知さん2回目の作陶展のご案内です。
前職が中学校の社会科教師であったとか、55歳で早期退職して陶芸の道を歩み始めたとか、これら松形さんの個人的なエピソードは、仕事そのものと何の関係もない事です。作る人である以上、個展の場において自らの仕事を世に問う形で作り続けるしかありません。今回、DM撮影用にお送り頂いた品々を見る限り、実に誠実に(誰に対して?と問われる方に答えて云えば、正しい仕事を求める“仕事自体”に対してとでも答えておきましょうか)もの作りに向き合っておられる様に私には見えます。工藝の領域における個人の仕事は、陸上の種目に例えて云えば、短距離とマラソンの両方を走りきる体力が求められ、またコーチであると同時に選手でもあらねばならない、実にしんどい仕事です。“ゴール”も果たして存在するのかどうかわかりません。ただ、走った跡に咲く“花々(仕事)”は確実に存在し続け、それが人の喜びにつながる「陶芸」は素晴らしい仕事です。益々のご健闘を祈ります!
● 福岡展初日の26日午後7時から、一品持ち寄りで作者を囲みオープニングパーティー開催予定。お申し込みはあまねや工藝店まで。

2016年11月10日木曜日

今展のリチャード•ゴーマン展 作品紹介

今展に出品されている作品の特徴は、ここ30年ほどのリチャード • ゴーマン作品を概観する、小さいながら一人の描き手の足跡を振り返るものになっている事です。次に年代順に御紹介してみます。

油彩 上2点 9×12cm (1988頃)
油彩 下1点 13×18cm (同上)
油彩 上下共 25×25cm (1997)
水彩 4点共 25×32cm (1997)
油彩2点共 41×41cm (1997)
油彩 2点共 22,7×22,7cm (1999)
油彩 上下6点 15×15cm (2004)
中 6点 12×12cm (2004)
水彩 28×25cm  (2008)  
油彩 40×40cm (2010)
油彩三点 各40×40cm (2010) 補筆 (2016)
リトグラフ2点 31×43cm (2015)
水彩6点 28×25cm (2016)
5点共に木版 約55×約40cm (不明)

2016年11月7日月曜日

「リチャード•ゴーマン個展」その後
 オープニングパーティーの事など

パーティー料理の数々
初日から数えて今日で三日目。初日夕刻から行われた、オープニングパーティーの事などをお伝えします。パーティー参加者は我々も含め10人程。多くはありませんでしたが、楽しいパーティーになりました。

リチャードとパーティー参加者の面々
I シェフ担当 パーティー料理の一部
パーティー参加者の中に、当日9時の飛行機で東京に帰らなければならない人があり、パーティーを2時間(!)ほど前倒しにして、午後5時頃から始めました。それから延々5時間、リチャードと柳沢さんは早めに宿に帰ってもらいましたが、それから又2時間ほどを残った人達で楽しく過ごしました。

2016年11月4日金曜日

「第2回リチャード • ゴーマン個展」明日初日

一階、のぞきの展示作品
今日は、朝から忙しい一日でした。東京から到着の柳沢さんを、朝9時過ぎに空港に出迎え、空港から店に行く途中、昨日福岡入りしていたリチャード • ゴーマン滞在中のホテルに寄って彼を拾い、それから平尾の当店へ。開梱してあった油彩作品の色のバランスを直したいと云うリチャードの希望で、急遽、赤坂の「山本文房堂」にリチャードを車に乗せて走り(以後、リチャードは油彩作品の補筆作業に没頭)、夕方、柳沢さんは初めてだと云う「定宿」に投宿の手続きに出掛け、帰り着いてからしばらくして皆で夕飯に。食事後、リチャードを近所のホテルまで車で送り、その後は柳沢さんに手伝ってもらいながら作品に付けるカード書き。終了後、やはり柳沢さんを宿まで。そんな訳で慌ただしくはありましたが、お蔭で個展準備が整いました。皆様のお出掛け、パーティーへのご参加をお待ちいたします。
一階,のぞきの展示作品
補筆作品三点
補筆作業をするリチャード


作者持参の新作六点

和紙に水彩 
板に油彩
他に、いろいろな作品をご覧頂けます。どうぞお出掛け下さい。